正しい洗い方

実は洗髪法にも正しい洗い方と間違った洗い方があります。
毎日の日課なので、あらためて見直してみる機会も少ないかもしれません。
歯磨きも正しくしなければ虫歯になってしまうように、シャンプーも正しくしなければかえって髪や地肌を痛めてしまうこともありますので注意が必要です。

いいかえれば、正しく洗うだけで髪をダメージから守り健やかに保つこともできますし、ハリ、コシ、ツヤまでもが変化してくるのです。
コンディショナーやトリートメントにこだわる前にまずシャンプーの仕方を見直してみるべきでしょう。
髪を洗う前にしている人は少ないかもしれませんが、じつはブラッシングをすることが非常に有効です。
ブラッシングにより汚れを浮かび上がらせることができるので、必要以上にシャンプーをつけた髪をかき回すこともなく、ダメージを最小限に抑えることが可能です。

ブラッシングをする時には髪のほつれを一気にほぐそうとしないことと、キューティクルの流れにそって根本から毛先に向けてとかすことにさえ気をつければあとはとくに気にする点はありません。時間にしたら2分程度で十分です。
ブラッシングの後には必ず予洗いをするようにしましょう。

シャンプーをつけずにお湯で洗い流すだけでの予洗いですが、一説によるとブラッシング+予洗いで汚れの90%が落ちるともいわれています。
この時、髪をささっと水で流すだけではなく、頭皮までしっかりと丁寧に洗いましょう。

じつはシャワーを浴びた程度では頭皮にお湯は当たっていません。
よく美容師がシャンプーの時にするように、手にお湯をためてタプタプと頭皮を叩くように濡らしたりするようにすると良いようです。これも2分ぐらい行います。
これらの後にはじめてシャンプーを手に取ります。手に取った量と同じ量か2倍程度の水を加えて手のひらで十分に伸ばします。
原液を直接塗布すると、髪や頭皮にまだらに付着するので避けた方が賢明です。

洗う時には、爪を立てずに優しく10本の指全部で腹で頭皮をつまむように洗いましょう。
耳の回り、襟足の洗い残しに注意しましょう。ゴシゴシと洗いたいところですが、できるだけ優しくしっかりと汚れを落とすことを心がけましょう。
髪の長さや、皮脂の分泌の多少によっても異なりますが、だいたい3分~5分も洗えば大丈夫です。

重要なのはすすぎです。
髪の根元、頭皮にいたるまで残留シャンプーのないようにしっかりとすすいで下さい。
3分以上はすすぎたいところです。

予洗いの時と同じように、美容師のテクニックを思い出しながら、手にお湯をためてタプタプしたり、髪をかき分けてすすぎ残しのないようにすみずみまでお湯をいきわたらせるようにしましょう。

仕上げのタオルドライも、ゴシゴシではなく、髪をタオルで挟んでパンパンと軽く叩く程度にすることが秘訣です。
摩擦はキューティクルの大敵ですので、できるだけ避けてください。
このようなことを毎日の習慣にしていくように心がけると良いのではないでしょうか。